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短編集〜エッチな人々〜
第3章 取引先の社長を「接体」!?
「お寿司美味かったよ。ごちそうさま、川崎くん」
「ありがとうございます。喜んで頂けて何よりです」
お寿司を食べ終え、外に出る。
「さて、このあとは…」
「そうですね、次の場所へ行きましょう」
私達はタクシーに乗り、次の行き先へ。
これから、とうとう今日一番の山場を迎えることになるんだ…。

繁華街のホテル前でタクシーを降りる。
そう、一番の山場とはこのこと。
先日の課長の説明があったの。
体でおもてなしする、接体。
接待相手とエッチしなきゃいけない。
逃げたい!
けど、ここで逃げたら私は会社をクビになってしまう。

「私は三上さんを接体するから高木さんは社長を接体してね」
「…はい」
「若い娘から接体してもらえるとは楽しみだな」
エロい目で私を見る社長さん。
「よ、喜んでもらえるように、頑張ります…」
とりあえず営業スマイル。
こっちはあなたみたいなおっさんはイヤなんだけど!!

「社長はAVの制作にも関わってる方だからいっぱい気持ち良くなれるからね♡」
…イヤな予感しかない。
マジで帰りたい。
「あとは自由行動だけど、出費の際は領収証出してもらってね」
「分かりました…」
「じゃあごゆっくり♪」
課長と主任さんが部屋に入った。
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