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性拷問 堕ちた女捜査官
第13章 選抜
涼が ますみの前に立ち止まる、周りの娘が固唾を呑んだ。
キリッとした瞳で、ますみの全身を眺める涼・・

(佐伯サンの部屋に入ったのは、この娘だっ・・確かに可愛いけど、それだけでアノ人が認める筈は無いっ、何でなんだぁ?)
「君っ、名前はっ?」
「・・あ、はいっ、安西 ますみ・・20歳ですっ」

ますみに近付く涼、しきりに鼻で息を吸っている。
実は異常に嗅覚が発達している涼、過去の記憶を探る。
(んっ? この娘の匂いっ・・間違い無い、あの時の佐伯サンの部屋に残っていた残り香だっ・・)

「君、髪が乱れてる、直しなさい」
慌てて髪を整える ますみ、露になる腋を凝視する。

朝シャンを怠った ますみの生腋から、立ち登る若い娘の体臭。
陽子の唾液と腋肉が融合した、生臭い臭い・・
(やっぱりこの娘だっ・・でも何で、別の娘の匂いが? まさか、この娘、そう言う性癖なのか?)
涼が、ますみの手首足首に残る、微かな擦り痕を見詰める。
手入れを怠った窪み、青々として艶めかしい・・

「ますみっ、折角、清楚な娘なんだから、もう少し見てくれに、気を使った方が良いよっ。それに、幾ら自信があっても、ノーブラは捜査官として良く無いなぁ・・」
「はいっ、気をつけます、済みませんでした」

「ねぇ、何で涼先輩ったら、あの娘の名前をっ?」
周りの娘達が、ますみを呼び捨てにしたのにザワつく。

(あぁぁ〜ぁっ・・ 叱られちゃったぁ・・まぁ、どうせペアは、陽子先輩達から選ばれる訳だし・・
確かに、涼先輩って格好イイけど、私には崇サンが・・)
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