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第15章 肌合わせ ②

陽子の指示を聞きながら、ますみの性器を嬲る涼。

ミミズ千匹の膣壁を潜り抜けた中指が、第2関節まで埋まる。
「涼、その辺り・・指の腹で上側を探って」
「んっ？ 何か、凄い粒々が・・」
「そうよっ、ソコを集中的に擦り圧迫してみて・・」

やがて・・
柔らかな膣肉の突起が膨らみ始め、数の子天井に・・
(な、何なんだ？ 指の腹でも、ゾクゾクと気持ちイイ・・？)

硬く勃起した無数の肉芽・・
その一粒一粒が、擦られる度に、まるでクリトリス同様の快楽を ますみに与える。

生まれて初めて味わう、Gスポットへの慰め・・
涼のペアに認められる為、平静を装う筈の ますみの誓いは、余りの快感に脆くも消し飛んだ。

文字通り、悶え狂いまくる ますみの身体、両手を陽子に押さえられている為抗え無い。
「・・ぁ、あぁぁ・・んん、んむぅ・・ぅぅ・・」
限界まで背中を仰け反らせ、二の腕の肉を噛み締めて、辛うじて歓喜の嬌声を押し殺す ますみ・・

愛くるしい顔を、官能の苦悶に歪め、目尻に涙を滲ませる。
既に千切れんばかりに勃起した乳首、窪みから咽せ返る程の酸っぱい性臭が漂う。

(ますみぃ・・この必死に、快楽に抗う表情、堪んなく可愛いっ・・この甘酸っぱく卑猥な匂い、もう絶対に離したく無い女体だっ)
涼の指技が激しさを増した。