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性拷問 堕ちた女捜査官
第16章 初任務 陽子
本部棟の作戦室、やや緊張した面持ちでドアをノックする陽子。
「失礼します。秘密捜査官 吉井 入ります」

大きなデスクから、40代と思われる、精悍な男が立ち上がる。
「ご苦労、君が吉井君かっ、噂通りの容姿だなぁ・・室長の佐野だ、宜しく。まぁ座りたまえ」
向き合って座る陽子を、舐める様に凝視する佐野。

そこに、和服の初老男性が現れる、ペアの田代だった。
「時間も無い、率直に話そう・・田代と吉井に、緊急の潜入捜査を命ずる。先ず、吉井君はコレに着替えてくれ」
渡された衣服を手に、隣室に消える陽子。

「戻りました・・」
「ほぉっ、似合ってる・・」

170cmと女の娘にしては長身の陽子・・
純白のブラウスに紺のタイトスカート、長い黒髪を垂らしている。

「室長っ、この服装は? 私達、何処に何をっ?」
「君達には、ある高級料亭で囮捜査を行って貰う。カバーは分かるだろう? 大企業の会長と秘書役だっ」

切れ長の瞳、凛々しい顔立ちの陽子は、確かに有能な秘書の適役だ。
だが、極薄の生地を突き破りそうな胸の隆起と、膝上15cmのミニに包まれた見事な太腿が、男好きをして堪らない・・

「その料亭で、新興会社の社長を接待して欲しいんだ。その会社は裏で、非合法な薬物を扱っている噂があって・・彼が、ソレを使う現場を写真に収めるのが任務だっ」

田代が、陽子の小麦色の太腿を眺めながら引き継ぐ。
「その料亭は彼の常連で、不法な接客をしてるらしい、今回は一石二鳥だっ」

「私は、どうすれば?」
「んっ? 普段通りに、シたりサレたりが役目だ・・2ヶ月、ご無沙汰だったんだろう? 愉しい任務だよっ」
田代の意味深な言葉に、不安と期待が半々の陽子。
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