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性拷問 堕ちた女捜査官
第17章 陽子 女肉
愕然とする陽子を尻目に、準備を始める仲居。
「皆さん、調味料は塩で宜しいですか?」

「俺は手羽元を・・田代サンも、腿肉をどうぞっ」
「なら、お言葉に甘えて・・儂は、レモンを頼むよっ」
(ちょっと、塩とレモンって、まさかっ? 嫌っ、止め・・あっあっ)

抗う手脚を押さえられ、美佳がレモン汁を太腿に、そして仲居が塩を二の腕から窪みに、無造作に擦り込んだ・・

傷痕と言うより、肉の奥の神経に浸み渡る、塩とレモン汁。

滲みるなんてモノでは無かった、文字通りの激痛に、悶える陽子。
「あ、あ、あぅっ・・く、くゥゥ・・」
食い縛った歯と、噛み締めた唇から漏れる、苦悶の咆哮・・
性的絶頂の如く歪む端正な顔。

(く、狂うぅぅ・・誰か助けてぇ・・・・ぇっ? ぁぁ、ぁっ)
頂点を過ぎ、冷め始める苦痛・・
安堵の心地良さの中に潜む、身体の疼き。

「はぁはぁ・・ぁっ・・はぁ はぁ・・ぁぁ・・」
荒い息遣いに混じる、微かな甘い吐息。

苦痛の余韻に震える陽子の身体に、悦びの反応を見破る美佳。
(あらっ? へぇぇ? 佐伯サンの言う通り、SとMは表裏一体だわ・・うふふ、愉しくなりそうネッ)

「さぁ、どうぞ召し上がれ・・味だけで無く、香りも存分に愉しんで下さいねっ」
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