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第3章 序章 ③ 破瓜

頭を振り乱し、背中を弓なりにし、お尻を妖しく震わせ、佐伯の体にしがみ付いて、悦びの反応で慰めに応える ますみ。

そして・・
ブチュッ・・
「・・ぁ、ぁぁ、崇ぃぃ」
中指を一気に根元まで埋める佐伯、微かな鈍痛に硬直する ますみ。

「ますみっ、済んだよっ・・大丈夫かっ？」
「えっ？ 私、もう、大人なのっ？」
「抜くかっ？」
「ううんっ、もう少し、このままでっ」

キスをしながら、中指を貫いたまま、親指で巧みに秘豆を慰める。
正に電気に触れた如く、海老反る背中。
「あ、あんっ、あぁぁ、駄目ぇ、崇ぃ、変になるぅ、止めてぇ」

ユックリと焦らす様に、クリトリスを責める佐伯。
「崇っ、許してっ、おかしくなっちゃうぅ」
「いいよ、ますみが我慢出来なくなるトコ、観てみたい」
「そ、そんなの、は、恥ずかしいっ」
「なら、耐えなさい」
「崇の、意地悪ぅ・・あうっ、やんっ、あっ、だ、駄目っ」

限界を超えるが、羞恥に辛うじて絶頂を踏み留まる ますみ。
呑み込んだままの中指を、腫れた膣肉が包み込み蠢く。
(ほぉ、細い指をここまで圧迫するとは？ 天井は無数の突起で、ザラ付いてるし、この娘、とんでもない名器だっ)

やがて・・
「・・・・ぅ、ぅぅっ、ごめん、な、さ、い」
佐伯が親指の腹で、秘豆を強く押し回した。

反り返る足指、痙攣する内腿・・
「・・ますみ、い、い、逝くぅぅ」

数分間は逝き続けた ますみ。
中指を万力の如く締め続けた膣口が、ユックリと緩む。
引き抜いた中指と共に、ドロリと半濁の粘液が垂れる。
咽せ返る様な、濃厚な甘酸っぱさと、生臭さが立ち込めている。