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第4章 序章 ④ クンニ

佐伯の部屋が近づく、思わず早足になる ますみ。
ただでさえ生理日が近く、疼きまくっている身体、先程の陽子の刺激で、既に発情し始めた ますみ、佐伯が施した様々な愛撫を思い出す。

アノ夜・・
生まれて初めてのディープキス、そして本格的なペッティング。
腋窩を執拗に可愛いがられ、その快感に悶え狂った ますみ。

身体中を指と舌で慰められ、股間に辿り着いた時には、既に絶頂寸前だった ますみ。

中指一本でオンナにさせられ、クリトリスへの指技だけで、簡単に絶頂を迎えた ますみ。

その後も、まだ一度も、佐伯自身を迎え入れた事は無かった・・

しかし、小鳥の雛が初めて餌を貰った相手を親と思う様に、指とは言え、身体の中に受け入れ、天国にまで連れて行かれた佐伯は、ますみに取って慕う教官で無く、愛する男に変わった。

女の娘の身体は、全てが性感帯と言う。
それからも佐伯に、手や指、舌や歯だけで無く、小道具を用いられ、身体中を可愛いがって貰った ますみ。

(今日は、どんな風に虐められるんだろう？ 我慢した後、何処を慰めてくれるのかなぁ？ もしかして、そろそろ、アソコの中を、崇サンの物で・・)
上気した顔で、辺りに、甘酸っぱい性臭を撒き散らしている ますみ。