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性拷問 堕ちた女捜査官
第4章 序章 ④ クンニ
後ろを振り返り辺りを見回す ますみ。
しかし、逸る心が、その姿を遠くから見詰める男に気付か無い。
(誰かが佐伯サンの部屋に・・んっ? 女? まさか、佐伯サンが逢引する筈が無いかっ?)

ドアを開ける・・憧れの、いや、愛する男の笑顔を見て、身体の奥が熱く疼く ますみ。

だが、何処か雰囲気の違う佐伯・・
戸惑いながらも、いつもの様に、黙って両手首を揃えて差し出した。
「安西っ、今日は余り時間が無いんだっ・・実戦訓練は止めて、少し話をしよう、ココに座れっ」

ソファの佐伯の隣に座る、注がれたシャンパンで乾杯する。
「一体、どうしたんですかっ? もしかして、私、やっぱり秘密捜査官の素質が無くて・・?」
「いやっ、そんなコトじゃ無い・・お前は、俺が見て来た中でも、顔立ちや肢体は勿論、忍耐力、性感度、全てで最高だよっ。
秘密捜査官として、相手を虜にし堕とす・・何が必要なのか?
身体、特にアソコの具合は勿論だが、俺が思うに、匂いだよっ・・」

話の成り行きに驚きながらも、自然と興奮する ますみ。

「正直言おう・・俺は今迄、数えきれぬオンナを相手にして来たが、お前の匂いに降参したよっ。
今日は、最後だから、それを確認しようと思う、良いなっ?」
(えっえっ? 匂いって? それより、最後って? 崇ぃぃ・・)

佐伯が無言で、ますみのベルトに手をかけた。
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