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性拷問 堕ちた女捜査官
第6章 傷心 ① 自慰
何やら、小道具を集めて、ベッドに横たわる ますみ。

最初に手にしたのは、浴衣の帯と輪ゴムだった。
その輪ゴムを右脚に通し上にズラすが、膝上で止まってしまう。
髪結の黒ゴムに変えて、漸く豊かな太腿の最上部まで通した。

(あの娘、一体、何スるのっ?)
陽子が見詰める中、ますみがM字開脚をし、ゴムを放した。

バチッ・・
ゴムが、裏腿、それもVライン際の、敏感な肉を撃った。

(痛っ・・)
観ている陽子が、思わず眼を閉じる。

「・・・・ぅっ・・」
微かな呻きだけで堪える ますみ。

パチッ ピシッ・・
苦痛の余韻が鎮まるのを待って、自虐の打擲を続ける ますみ。

ますみの太腿に残る、無残なミミズ腫れに息を呑む陽子。

陽子が見詰める中、ますみが右腕にゴムを通し、その右手首を浴衣の帯で、ベッドボードに括り付けた。

女の娘の身体の中で、最も鋭敏な腋窩リンパ節。
ソコを目掛けて、目一杯伸ばされた輪ゴムが放たれた。

パシンッ・・
眼を覆いたくなる打擲音。
「くぅぅぅぅっ、ぁ、ぁぁ〜」
余りの激痛に悶え狂う身体、口を覆った掌から漏れる苦痛の呻き。

愛くるしい ますみの顔が苦悶に歪み、見詰める陽子が息を呑んだ。
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