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性拷問 堕ちた女捜査官
第2章 序章② 鞭と飴
再び、二の腕に指先を当てる。
「・・えっ? ま、まだっ・・?」
「ふっ、心配するなっ、ご褒美だと言ったろぅ・・」
「ご、ご褒美って・・?」
「んっ・・女の娘にとって、ご褒美と言ったら、身体の悦びに決まってるだろう?」
ムッチリした二の腕の肉を優しく肩口まで揉み解す佐伯。

(・・んっ、心地良いっ・・)
ウットリとして眼を瞑り安心しきった ますみの腕を再び持ち上げる佐伯。
晒された窪みから、モワッとした生暖かい匂いが佐伯の鼻腔に・・

(うっ・・汗、く、さぃ・・)
苦痛で噴き出た濃密な脂汗が分解され、微かなアンモニア臭が漂う窪みを凝視する佐伯、その卑猥な視線を察知し薄目を開ける ますみ。

「・・えっ? 嫌ぁ・・」
女の娘の本能か? 思わず引き戻した腕を押さえ付けた佐伯。
「安西っ、羞恥心を煽って、心を折るのも敵の手段だっ、平静を装えっ・・」

小麦色に焼けた二の腕とは真逆、透ける様な素肌。
やや毛深いのか? 脱毛して無い窪みは青みがかって艶めかしい。
その窪みに絶妙な愛撫を加える佐伯。

「・・・・ぁぁ・・はんっ・・」
こそばゆさに、甘い吐息を漏らし身悶える ますみ。
「何だっ? 変な声を漏らしてっ? 敵は、お前の弱みを求めてるんだゾッ・・痛く無いんだろぅ? なら、静かにしてろっ」
「・・は、はぃ」
深呼吸をして、眼を瞑る ますみ。
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