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性拷問 堕ちた女捜査官
第9章 調教 ② 足跡
右手を拘束されている ますみ、渡部の持つ彫り具を見詰める。
渡部が装着した、医療ドラマで良く見る、オペ用拡大ゴーグルが ますみの不安を更に募る。

(飴とか言ってたけど、やっぱり、アレで苛めるんだ?)
これから受ける苦痛を思い、眼を閉じ左拳を握り締める。

彫り具が、ますみの窪みで踊った・・
「・・・・んっ? えっ? ぁっ、ぁっ、・・」
苦痛の予想に反して、震える様な快感に漏れる甘い喘ぎ声。

剃り残しの黒ポツを、丹念に軽く突く彫り具。
微かな痛みがむず痒さに、更に心地良さに変わる。
そのウットリする程の心地良さが、忽ち性的感覚に変化し、ますみの身体中に快感の波を放出し始める。

「・・ぁ・・ぅ、ぅぅ・・」
悶えまくりそうな身体を、意志の力で懸命に抑え、拳を当てた口から僅かに漏れる、甘い呻めきが艶めかしい。

「女の娘の恥毛の毛穴は、アポクリン腺に繋がってるんだ。そこから分泌される体液は、様々な皮脂を含んでいて、それが皮膚や肉の雑菌で分解され、その娘特有の匂いを発散させるんだ。
腐った果物・生乾きの雑巾・鉛筆の芯・硫黄・玉葱・カレー粉 等々十人十色、千差万別だが、余り良い臭いとは言えんなぁ? じゃが、それも愛する娘なら、芳しく唆られる匂いで堪らんじゃろう?
さて、お主の腋はどんな匂いかのぉ?」
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