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第12章 美佳と崇

媚薬により高められた、脳の快楽許容量だが、既に限界だった。
その快感の源である乳首に、佐伯の舌が迫った・・

「美佳ぁ、どうする？ 舐めて、欲しいのかっ？」
(駄目っ、耐えなきゃぁ・・アノ女に、敗けたく無いっ、でもぉ)
何度も歓びを味わっている身体が、屈辱を上回った。
「・・・・お、ね、が、い・・舐め、てぇ・・」

チロッ・・
佐伯の舌先が、美佳の乳頭で踊った。
「・・・・あひぃ・・」
陸に上がった若鮎の如く跳ねる美佳の腰、反り返る背中・・

「イイのかっ？ もっと激しいのが好みかっ？」
「・・も、もっと・・滅茶、苦、茶に、シてぇ」

卑猥な笑みを浮かべた佐伯が、乳首を甘噛みした・・
「あ、あ、あ・・あくぅぅぅ・・あんっあんっ・・」
(ひぃぃ、逝くぅぅ・・逝く、逝っちゃぅぅぅ)

自ら隆起を押し付け、ひたすら快感を貪る美佳・・
ミルクラインを通り、乳首の快楽が伝わったのか？ まるで交わっているかの如く、お尻を浮かせ腰を前後にグラインドさせる美佳。