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硝子の初恋
第5章 名前は特別の証?
「まゆー! お陰で侑吾先輩と喋れたよ。ありがとう」

少し頬を赤らめた沙有里が、まゆなに抱きつく。

「良かったね」

いつものようにまゆなの胸に顔を埋め、その感触を楽しんでいる沙有里に、まゆなは目を細める。

(沙有里ってば、すっかり恋する乙女だったな)

真っ赤になりながら侑吾に話しかける沙有里を思い出し、まゆなは初めて高臣と話した頃を思い出す。

何だか愛おしく感じて、まゆなはぎゅーっと沙有里を抱きしめた。

「まゆ、お礼にいい事教えてあげる」

「……いい事?」

「うん。あのね、高臣先輩って、気に入った子にしか名前で呼ばせないんだって。図々しく名前で呼びかけてくる子がいると、名前で呼ぶなって怒るらしいよ。だから、高臣先輩の事を名前で呼んでる女子、まゆなくらいじゃないかな」

沙有里の言葉に、真っ赤になるまゆな。

「……だといいな」

はにかんだ笑顔を見せた。

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