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硝子の初恋
第5章 名前は特別の証?
携帯番号もアドレスも変え、まゆなの携帯はようやくおとなしくなった。
アドレス帳整理を兼ねながら、必要な人をリストアップして、変更の連絡をする。
最後に、高臣に直接電話を掛けた。ちょうど練習を終えた高臣と、いつも帰りに寄る公園で待ち合わせる事になった。
「まゆ!」
まゆなが公園に行くと、いつものベンチに座っていた高臣が手を上げる。
「眞斗! お疲れさまぁ」
まゆなは満面の笑みで、高臣の隣に座る。
夜の公園に女1人でいたら危ないからと、高臣が先に着くように時間をずらしてくれた。
(何気に優しい所、大好き!)
「練習、どうでした?」
「コーチが彼女とケンカしたらしくて、めちゃくちゃ機嫌悪くてさ。今日は最悪!」
そういえば、さっき沙有里からもそんなメールが来てたなぁと思いつつ、ため息を吐く高臣を見てまゆなはクスクスと笑う。
「大変だったね」
「んー……」
チュッ
返事の代わりに聞こえたリップ音。
「まな……ッ?!」
そのままベンチに押し倒された。
アドレス帳整理を兼ねながら、必要な人をリストアップして、変更の連絡をする。
最後に、高臣に直接電話を掛けた。ちょうど練習を終えた高臣と、いつも帰りに寄る公園で待ち合わせる事になった。
「まゆ!」
まゆなが公園に行くと、いつものベンチに座っていた高臣が手を上げる。
「眞斗! お疲れさまぁ」
まゆなは満面の笑みで、高臣の隣に座る。
夜の公園に女1人でいたら危ないからと、高臣が先に着くように時間をずらしてくれた。
(何気に優しい所、大好き!)
「練習、どうでした?」
「コーチが彼女とケンカしたらしくて、めちゃくちゃ機嫌悪くてさ。今日は最悪!」
そういえば、さっき沙有里からもそんなメールが来てたなぁと思いつつ、ため息を吐く高臣を見てまゆなはクスクスと笑う。
「大変だったね」
「んー……」
チュッ
返事の代わりに聞こえたリップ音。
「まな……ッ?!」
そのままベンチに押し倒された。