この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
硝子の初恋
第6章 怖いくらいに幸せ
「まゆッ、高臣先輩2位だよ!」

沙有里が興奮して、まゆなに抱きつく。まゆなはハッとして目を開けた。

ゴールの所で、スコアボードを睨んでいた高臣が、今度はハッキリとまゆなの方に向き、笑顔でガッツポーズを作った。

まゆなも嬉しくて、小さくガッツポーズをしながら、満面の笑みを高臣に向けた。


「きゃ─────! こっち見たぁ!!」

まゆなの後ろから一際大きな歓声が上がる。

「マジカッコイイ!」

「高臣先輩、最高!」

いつもはヤキモキする言葉も、今は高臣が認められたみたいで嬉しく感じる。

「眞斗─────!」

どこからかそんな声が上がる

「……眞斗だって。いいの?」

「嫌だよ。名前は特別だもん……」

沙有里の言葉に、まゆなはボソっと答える。

「あー、沙有里! タイム消えちゃう!」

「うわッ、待ってー!」

まゆなと沙有里は、慌ててタイムを書き写した。
/367ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ