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硝子の初恋
第1章 憧れの王子様
その後も何人もの女子生徒から、高臣への告白が続いた。
数人で告白して、「恨みっこなしって決めてあるから、この中から誰か選んで」なんて、誰かOKもらえたらラッキーくらいの軽い気持ちでの告白もあり、まゆなはイライラし始める。
(中には本気の子もいるかもしれないけど、こんな所で皆して告白とか…そういうノリの告白イベントみたいじゃん!)
「……確かにうざいですね」
「……」
まゆなの言葉に、携帯画面から顔を上げ、まゆなを見つめる高臣。
「え? え? なっ、何ですか?!」
高臣の綺麗な顔に見つめられ、テンパるまゆな。
高臣が、フッと笑った。
「…お前、極悪非道だな」
「先輩には絶対言われたくない言葉ですね!!」
まゆなは赤くなった顔を誤魔化すように、高臣から目を逸らした。
数人で告白して、「恨みっこなしって決めてあるから、この中から誰か選んで」なんて、誰かOKもらえたらラッキーくらいの軽い気持ちでの告白もあり、まゆなはイライラし始める。
(中には本気の子もいるかもしれないけど、こんな所で皆して告白とか…そういうノリの告白イベントみたいじゃん!)
「……確かにうざいですね」
「……」
まゆなの言葉に、携帯画面から顔を上げ、まゆなを見つめる高臣。
「え? え? なっ、何ですか?!」
高臣の綺麗な顔に見つめられ、テンパるまゆな。
高臣が、フッと笑った。
「…お前、極悪非道だな」
「先輩には絶対言われたくない言葉ですね!!」
まゆなは赤くなった顔を誤魔化すように、高臣から目を逸らした。