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硝子の初恋
第7章 初めて一緒のクリスマス
「まゆは高臣先輩の身体のどこが好き?」
「えぇ!?」
今度は沙有里がまゆなに聞いた。
「私はあの胸板だわ。ガード固過ぎて、頬ずりすらなかなかさせてくれないけどね」
「ちょっと沙有里?! 何、人の彼氏の胸板に頬ずりしてんの!?」
思わずムッとしたまゆなは、沙有里を睨む。
「させてくれないって言ってるじゃん。まゆも胸板好きなの?」
「え?」
「それとも、高臣先輩の股間に揺れる……」
「さーゆーりー! 早く支度しないと練習始まっちゃうよッ!!」
沙有里のトンデモ発言に、まゆなは慌ててその口を塞ぐ。
「やーん、照れちゃってかわいい」
バシッ
まゆなの手が沙有里の腕を軽く叩いた。
「ぶつよ!」
「ぶってから言わないで……」
ようやく静かになった沙有里と、まゆなは残りの仕事を慌てて片付けていった。
「えぇ!?」
今度は沙有里がまゆなに聞いた。
「私はあの胸板だわ。ガード固過ぎて、頬ずりすらなかなかさせてくれないけどね」
「ちょっと沙有里?! 何、人の彼氏の胸板に頬ずりしてんの!?」
思わずムッとしたまゆなは、沙有里を睨む。
「させてくれないって言ってるじゃん。まゆも胸板好きなの?」
「え?」
「それとも、高臣先輩の股間に揺れる……」
「さーゆーりー! 早く支度しないと練習始まっちゃうよッ!!」
沙有里のトンデモ発言に、まゆなは慌ててその口を塞ぐ。
「やーん、照れちゃってかわいい」
バシッ
まゆなの手が沙有里の腕を軽く叩いた。
「ぶつよ!」
「ぶってから言わないで……」
ようやく静かになった沙有里と、まゆなは残りの仕事を慌てて片付けていった。