この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
硝子の初恋
第7章 初めて一緒のクリスマス
キッチンでは、部屋着にエプロン姿のまゆなが、母親に教わりながらパーティー用の料理作りに奮闘中だ。
メニューは、まゆなでも作れるようにと母親が考えた、シーフードピラフと唐揚げ、サラダとシチュー。
同時進行で作った2人サイズのケーキを可愛く飾り付け、写メ付きで高臣に"準備OK"のメールを送る。
高臣からの"今から行く"との返事を確認して、ケーキを冷蔵庫に入れ、出来上がった料理を部屋に運ぶまゆな。
まゆなが、この日の為に買ったワンピースに着替えていると、玄関のチャイムが鳴った。
(眞斗だ!)
着替えを終えたまゆなが、慌てて玄関に走ると、母親と高臣が楽しそうに話をしている。
付き合ってもうじき2ヶ月。何度か家に来ている高臣を、「挨拶がちゃんと出来て、懐っこくて、いい子よね」と、まゆなの母親も気に入っている。
「豪華ディナーのプレゼントなんて凄いですね」
「ホント感動しちゃった」
料理を作っている時もその話ばかり。まゆなの母親は、姉からのプレゼントが余程嬉しかったようだ。
「お母さん、早く支度しないと間に合わないよ!」
終わりそうにない母親の自慢話を、まゆなのその一言が止める。大変大変と言いながら、母親は慌てて自室に走っていった。
メニューは、まゆなでも作れるようにと母親が考えた、シーフードピラフと唐揚げ、サラダとシチュー。
同時進行で作った2人サイズのケーキを可愛く飾り付け、写メ付きで高臣に"準備OK"のメールを送る。
高臣からの"今から行く"との返事を確認して、ケーキを冷蔵庫に入れ、出来上がった料理を部屋に運ぶまゆな。
まゆなが、この日の為に買ったワンピースに着替えていると、玄関のチャイムが鳴った。
(眞斗だ!)
着替えを終えたまゆなが、慌てて玄関に走ると、母親と高臣が楽しそうに話をしている。
付き合ってもうじき2ヶ月。何度か家に来ている高臣を、「挨拶がちゃんと出来て、懐っこくて、いい子よね」と、まゆなの母親も気に入っている。
「豪華ディナーのプレゼントなんて凄いですね」
「ホント感動しちゃった」
料理を作っている時もその話ばかり。まゆなの母親は、姉からのプレゼントが余程嬉しかったようだ。
「お母さん、早く支度しないと間に合わないよ!」
終わりそうにない母親の自慢話を、まゆなのその一言が止める。大変大変と言いながら、母親は慌てて自室に走っていった。