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硝子の初恋
第7章 初めて一緒のクリスマス
ガチャッ、バンッ!
「まゆッ! あ、お邪魔様」
騒々しく、いきなり開いたドア。
乱入してきたまゆなの姉のあゆみ。目の前の妹のキスシーンに動じる様子もなく、むしろ興味深げにじっと見つめている。
チラリとあゆみを見た高臣も、特に気にせずキスを続けている。
「お姉ちゃんッ?!」
何が起こったのかわからず、目を見開いていたまゆな。ようやく姉の乱入に気付き、飛び退くように、高臣から離れた。
「バカバカ! ノックしてよね!」
まゆなは真っ赤な顔で、あゆみを部屋から出そうとする。
「あー、ごめんごめん。てか、高校生カップルがこれから淫らな行為をしようとしてるの見逃せないの。出て行け」
「は? ここ私の部屋なんだけど?」
あゆみの言葉にポカンとするまゆな。突然自分勝手な事を言い出す姉あゆみと、意味がわからずにアホ面を晒して固まる妹まゆな。
「ぶっ……てか、自分らがこれから淫らな行為をするのに、俺らが邪魔なんだろ。彼氏覗いてんじゃん?」
2人の様子に吹き出した高臣は、ドアの方を指差した。
「まゆッ! あ、お邪魔様」
騒々しく、いきなり開いたドア。
乱入してきたまゆなの姉のあゆみ。目の前の妹のキスシーンに動じる様子もなく、むしろ興味深げにじっと見つめている。
チラリとあゆみを見た高臣も、特に気にせずキスを続けている。
「お姉ちゃんッ?!」
何が起こったのかわからず、目を見開いていたまゆな。ようやく姉の乱入に気付き、飛び退くように、高臣から離れた。
「バカバカ! ノックしてよね!」
まゆなは真っ赤な顔で、あゆみを部屋から出そうとする。
「あー、ごめんごめん。てか、高校生カップルがこれから淫らな行為をしようとしてるの見逃せないの。出て行け」
「は? ここ私の部屋なんだけど?」
あゆみの言葉にポカンとするまゆな。突然自分勝手な事を言い出す姉あゆみと、意味がわからずにアホ面を晒して固まる妹まゆな。
「ぶっ……てか、自分らがこれから淫らな行為をするのに、俺らが邪魔なんだろ。彼氏覗いてんじゃん?」
2人の様子に吹き出した高臣は、ドアの方を指差した。