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硝子の初恋
第7章 初めて一緒のクリスマス
ドアの隙間から覗く彼氏をひと睨みするあゆみ。
「あははは……初めまして、あゆみの彼氏の池ケ谷 悠聖[いけがや ゆうせい]です」
頭を掻きながら、池ケ谷がまゆなの部屋に入ってくる。
「どうも。まゆなの彼氏の高臣眞斗です」
同じように自己紹介する高臣。
(わぁ、彼氏だって! 眞斗が私の彼氏だって自己紹介してる!!)
まゆなの心臓が、バクバク激しく動き、その嬉しさを伝えてくる。
「豪華ディナーはこのためだったんですね」
高臣があゆみを振り返りながら言う。
「どーも。まゆなの姉の神崎あゆみで〜す。物分りのいいイケメン大好き! お小遣いあげるから出て行け」
高臣をひと睨みしたあゆみは、今だ"彼氏"発言の幸せの余韻に浸っているまゆなに、1万円札を握らせる。
「あははは……初めまして、あゆみの彼氏の池ケ谷 悠聖[いけがや ゆうせい]です」
頭を掻きながら、池ケ谷がまゆなの部屋に入ってくる。
「どうも。まゆなの彼氏の高臣眞斗です」
同じように自己紹介する高臣。
(わぁ、彼氏だって! 眞斗が私の彼氏だって自己紹介してる!!)
まゆなの心臓が、バクバク激しく動き、その嬉しさを伝えてくる。
「豪華ディナーはこのためだったんですね」
高臣があゆみを振り返りながら言う。
「どーも。まゆなの姉の神崎あゆみで〜す。物分りのいいイケメン大好き! お小遣いあげるから出て行け」
高臣をひと睨みしたあゆみは、今だ"彼氏"発言の幸せの余韻に浸っているまゆなに、1万円札を握らせる。