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硝子の初恋
第7章 初めて一緒のクリスマス
イルミネーションを見にきた人で溢れる公園内。
目の前をせわしなく通り過ぎる人々。
恥ずかしくて顔を上げられないけど、絶対見られてる気がする!!
ポン
まゆなの手に、まだ付けられていない片耳のピアスが入ったケースが乗せられ、ようやく耳元の水音が収まる。
「こういう時は何て言うんだろうな? メリークリスマス?」
「……うん。メリークリスマス! 」
まゆなは手の中にある、可愛らしい箱を開ける。
さりげないハートが可愛らしく、その真ん中に小さな石が輝いているプチピアスが、片方だけ入っている。
高校生のまゆなでも普段使いしやすい、かわいらしいデザインのピアスだ。
「かわいい! ホント嬉しい。ありがとうッ! 眞斗、大好きッ」
嬉しさのあまり、今度は人目も気にせず、まゆなは高臣に飛びついていた。
目の前をせわしなく通り過ぎる人々。
恥ずかしくて顔を上げられないけど、絶対見られてる気がする!!
ポン
まゆなの手に、まだ付けられていない片耳のピアスが入ったケースが乗せられ、ようやく耳元の水音が収まる。
「こういう時は何て言うんだろうな? メリークリスマス?」
「……うん。メリークリスマス! 」
まゆなは手の中にある、可愛らしい箱を開ける。
さりげないハートが可愛らしく、その真ん中に小さな石が輝いているプチピアスが、片方だけ入っている。
高校生のまゆなでも普段使いしやすい、かわいらしいデザインのピアスだ。
「かわいい! ホント嬉しい。ありがとうッ! 眞斗、大好きッ」
嬉しさのあまり、今度は人目も気にせず、まゆなは高臣に飛びついていた。