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硝子の初恋
第1章 憧れの王子様
高臣が、まゆなの中に埋め込んだ指を少し曲げる。

ビクンッ、とまゆなの身体が跳ねた。

その場所を、執拗に攻め始める高臣。

「やだッ! おかしくなる! 先輩ッ、もうやめてッ」

涙を流しながら、身体をビクビクと小刻みに震わせるまゆな。

同時に、まゆなの胸の尖端を高臣の指と舌が弄んだ。

「あ─────…ッ」

叫びにも似たまゆなの声。

ピンと身体を硬直させたまゆなだが、その後はヘナヘナと脱力していく。

「初めてなのにイった? まゆ、すげーやらしい」

言いながら、自身のベルトとチャックを緩め、反り立つ猛りにゴムを装着する高臣。

「先輩?! やだッ! 挿れるのはダメです!!」

起き上がろうとするまゆな。

押さえ込むように、まゆなの足の間に身体を入れる高臣。

「やだッ、やめてッ!!」

高臣の身体に阻まれて閉じれない足を、必死に閉じようと、まゆなはもがく。

その足を、高臣はグッと開いて押さえつける。

「せんぱッ、ダメ! やめて下さいッ」

絶望的な状況に、まゆなの瞳から、涙がポロポロと零れ落ちた。
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