この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
硝子の初恋
第9章 突然のサヨナラ
「パパの会社、ヤバイ人たちとも繋がってるのよ?」

つぐみの一言に、高臣の動きが止まる。それを見たつぐみは、嬉しそうに笑った。

「まゆちゃんの心をズタズタにする事も、まゆちゃんの身体をズタズタにする事も、私の一言で簡単に出来ちゃうの」

つぐみは、自分を睨んだままの高臣の身体にゆっくりと腕を回す。

「先輩の答え次第で、まゆちゃんの存在を消す事も出来る」

「─────…ッ」

思わず息を飲んだ高臣。つぐみは満足気に笑い、立ち尽くす高臣の身体に自分の身体を寄せた。

「大事なんでしょ? 傷付けたくないでしょ? ずっと一緒にいたいでしょ? だったら、どうすればいいか、答えは簡単ですよね?」

高臣の身体に抱き着いたつぐみは、満面の笑みで高臣を見上げた。

「─────…お前、最低だな」

黙ったまま立ち尽くしていた高臣が、絞り出すようにそう言った。
/367ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ