この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
硝子の初恋
第10章 サヨナラの理由が知りたい
つぐみが去った屋上で、高臣は1人ボーっとまゆなの事を考えていた。

(あんな写真…撮ろうと思えばどんな状況でも……)

先程つぐみに見せられた写真を思い出す。

(文化祭でまゆに告白した奴だよな。……まゆにキスマーク付けた奴……。本気でまゆを狙ってるって、沙有里が言ってた……)

高臣ははぁーっと大きくため息を吐いた。

(手、繋がれてたよな……見つめ…合ってたし……)

「あー、クソッ」

短い髪をくしゃりと潰し、高臣は頭を抱えた。

「女々しいかぁ……」

(そんな簡単に忘れられる女、こんなみじめな想いしてまで守ろうとする訳ねぇだろ……)
/367ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ