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硝子の初恋
第10章 サヨナラの理由が知りたい

「あのッ、まな……高臣先輩、今月末には水泳の大事な記録会があるの! なのにずっとスランプで……」
「私のせいだって言うの?」
「私と高臣先輩が別れた日からなの! あの日から、高臣先輩の様子がおかしい! 何があったのか教えて!」
必死に訴えるまゆなを見るつぐみは、いつかのように笑いが堪えきれずに、口元が緩んでいる。
「神崎さんと眞斗が別れたあの日から、私と眞斗は毎日エッチしてる。愛し合ってる……それだけよ」
勝ち誇ったように、つぐみはまゆなを見て微笑んだ。
(愛し合ってる? 眞斗と立石さんが?)
つぐみの上に覆い被さった高臣が、つぐみの中に深く挿入していたあの瞬間の光景。
まゆなに別れを告げた時の、高臣の泣きそうな切な気な顔。
まゆなの頭の中は混乱し、溢れそうになる涙を堪えるように、まゆなはキツく手を握りしめた。
「神崎さんがウロチョロするからじゃない?」
つぐみがまゆなを見上げた。勝ち誇ったような不敵な瞳。
「別れた彼女が、自分を監視するかのように目の前をウロチョロしてたら嫌な気分でしょうね。だから気まずいんじゃない?」
「─────…ッ」
堪え切れなくなった涙が、まゆなの頬を零れ落ちた。
「私のせいだって言うの?」
「私と高臣先輩が別れた日からなの! あの日から、高臣先輩の様子がおかしい! 何があったのか教えて!」
必死に訴えるまゆなを見るつぐみは、いつかのように笑いが堪えきれずに、口元が緩んでいる。
「神崎さんと眞斗が別れたあの日から、私と眞斗は毎日エッチしてる。愛し合ってる……それだけよ」
勝ち誇ったように、つぐみはまゆなを見て微笑んだ。
(愛し合ってる? 眞斗と立石さんが?)
つぐみの上に覆い被さった高臣が、つぐみの中に深く挿入していたあの瞬間の光景。
まゆなに別れを告げた時の、高臣の泣きそうな切な気な顔。
まゆなの頭の中は混乱し、溢れそうになる涙を堪えるように、まゆなはキツく手を握りしめた。
「神崎さんがウロチョロするからじゃない?」
つぐみがまゆなを見上げた。勝ち誇ったような不敵な瞳。
「別れた彼女が、自分を監視するかのように目の前をウロチョロしてたら嫌な気分でしょうね。だから気まずいんじゃない?」
「─────…ッ」
堪え切れなくなった涙が、まゆなの頬を零れ落ちた。

