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硝子の初恋
第14章 ご褒美はスイートルームの甘い夜
高臣の姿が見えなくなった途端に、高臣ファンの女の子たちがまゆなを睨みつけ、1歩ずつ近付いてきた。
「まゆ〜、おっはよ」
後ろからまゆなの胸に回される手。
「沙有里! おはよ」
後ろから抱きつかれ、顔は見えないが声と仕草でわかる。沙有里はムニムニとまゆなの胸を揉み始めた。
「うーん、気持ちいいッ」
沙有里の変態発言。
毎度の事にため息の出るまゆなだったが、おかげで高臣ファンが白い目を向けながらまた遠巻きに戻ったと安心し、抵抗もせずにいた。
「沙有里!」
すっかり聞き慣れた声が後ろから聞こえた。
「侑吾! 来てくれたの?」
沙有里はまゆなの胸からパッと手を離すと、侑吾に飛びつきその胸に顔を埋めてスリスリしている。
「侑吾先輩、わざわざ来てくれたんですか?」
言いながらまゆなは沙有里を侑吾から引き剥がす。
「眞斗の応援がてら、沙有里の顔を見に…ね」
「やーん」
侑吾の言葉に、沙有里がまた侑吾に抱き付いた。
「え? 前から呼び捨てだった?」
いや、もう聞かなくても雰囲気で伝わるが……。
「ううん…実は……」
恥ずかしそうに沙有里が口籠った。
「まゆ〜、おっはよ」
後ろからまゆなの胸に回される手。
「沙有里! おはよ」
後ろから抱きつかれ、顔は見えないが声と仕草でわかる。沙有里はムニムニとまゆなの胸を揉み始めた。
「うーん、気持ちいいッ」
沙有里の変態発言。
毎度の事にため息の出るまゆなだったが、おかげで高臣ファンが白い目を向けながらまた遠巻きに戻ったと安心し、抵抗もせずにいた。
「沙有里!」
すっかり聞き慣れた声が後ろから聞こえた。
「侑吾! 来てくれたの?」
沙有里はまゆなの胸からパッと手を離すと、侑吾に飛びつきその胸に顔を埋めてスリスリしている。
「侑吾先輩、わざわざ来てくれたんですか?」
言いながらまゆなは沙有里を侑吾から引き剥がす。
「眞斗の応援がてら、沙有里の顔を見に…ね」
「やーん」
侑吾の言葉に、沙有里がまた侑吾に抱き付いた。
「え? 前から呼び捨てだった?」
いや、もう聞かなくても雰囲気で伝わるが……。
「ううん…実は……」
恥ずかしそうに沙有里が口籠った。