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硝子の初恋
第2章 変わってしまった関係
結局、人目を引く高臣のせいで、どこへ行っても高臣目当ての女子生徒に見つかり邪魔をされる。

校内のあちこちを歩き回り、ようやく見つけた唯一の人目のない場所は、昨日の体育倉庫だった。

重い扉を開き、中に誰も居ない事を確認して、高臣を押し込むまゆな。

「何? 昨日と同じ事、またしたいの?」

「は?!」

体育倉庫の重い扉を閉めると、高臣はまゆなを抱き締めた。

「やッ、離して!」

まゆなは高臣の腕の中から抜け出そうともがく。

「やだ、離さない」

言いながら、高臣はまゆなの耳に舌を這わせる。

「きゃ?! やンッ、ちょッ、高臣先輩ッ!」

昨日の事を思い出すだけで身体が熱くなり、まゆなは、快楽に流されそうになる。

「ダメッ、あァッ」

降りてきた高臣の唇が、まゆなの首筋に赤い跡を付けていく。

「あンッ、ダメッ、跡、付けないでッ」

口では抵抗しながらも、まゆなは高臣のワイシャツを握り締め、その身を任せていた。

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