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硝子の初恋
第3章 後悔先に立たず
高臣の初めては、中学二年の時。プールの更衣室で、教育実習で来ていた女子大生に、ほとんど無理矢理なセックスをされた。
その後も、男よりも貪欲に迫ってくる女たちばかり相手にしてきた。
結局女なんて、見た目で釣られて、テクに酔い、貪るだけ貪って、最後はまるで自分だけが傷付いたと泣き喚いて去っていく。
最初から、下心を隠して近付き、自分勝手な欲情の捌け口としか見てないくせに。
だったら自分もそんな関係を楽しめばいい。
特別な誰かなんていらない。
そう割り切ってきた。
でも─────…
(最近じゃ適当な女の相手は面倒……。まゆの相手してる時が一番面白い)
目の前で制服を脱ぎ始めるつぐみを冷めた目で見ながら、高臣は携帯を取り出した。
その後も、男よりも貪欲に迫ってくる女たちばかり相手にしてきた。
結局女なんて、見た目で釣られて、テクに酔い、貪るだけ貪って、最後はまるで自分だけが傷付いたと泣き喚いて去っていく。
最初から、下心を隠して近付き、自分勝手な欲情の捌け口としか見てないくせに。
だったら自分もそんな関係を楽しめばいい。
特別な誰かなんていらない。
そう割り切ってきた。
でも─────…
(最近じゃ適当な女の相手は面倒……。まゆの相手してる時が一番面白い)
目の前で制服を脱ぎ始めるつぐみを冷めた目で見ながら、高臣は携帯を取り出した。