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硝子の初恋
第4章 別れたくない!
付き合ううちに、今までよりも大きくなる高臣への"好き"という気持ち。

始まり方なんてどうでもいい。

高臣が自分を好きかどうかも、追求したら「めんどくせぇから別れる」と言われそうで聞けない。だから、それもどうでもいい。

高臣を独り占めしたい、別れたくないと、まゆなは強く思っていた。


(そのためなら、こんな事くらい我慢出来る……)

「冬季大会が終われば冬休みだし、もう少し……内緒にしてて?」

泣きそうな顔をするまゆなに、沙有里も半泣き顔で頷く。

「わかってる。でも、絶対1人で行動しないって約束、ちゃんと守ってよ? 」

親友を心配する事しか出来ない沙有里は、高臣とまゆなが付き合い始めた頃から、まゆなの傍から離れないようにしていた。

イジメがひどくなった最近は、トイレまでついていくようにしている。

(高臣先輩がまゆだけを構えば、まゆに対するイジメがひどくなる)

最初からそれを危惧していた沙有里は、自分が出来る事を考え抜き"まゆなを1人にしない"と決めていた。

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