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硝子の初恋
第1章 憧れの王子様
『二年の高臣眞斗くん、大至急講堂まで来て下さい!!』

先程よりも語気を強め、高臣を呼び出そうとする校内放送。

「……行かないんですか?」

まゆなは高臣の顔を見上げた。

「……興味ねぇ」

面倒臭そうに答える高臣。

「じゃあ、水泳部の喫茶店、手伝って下さいよ!」

まゆなは、当番の時間になっても高臣が来ないとボヤいていた先輩たちの言葉を思い出す。

「喫茶店?」

まるで初耳であるかのように、高臣が聞き返す。

「そう! 水泳部だけに、海パン喫茶!」

「ダッセぇ、バカじゃねぇの?」

「部員の皆は真面目にやってるんです!」

「はぁ? 頭おかしんじゃね?」

「当番だって決まってるんですからね! ちゃんと参加して下さい!」

ガラガラッ

2人の会話を遮るように、まゆなと高臣の真後ろの、体育倉庫の重い扉が勢いよく開いた。

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