この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
硝子の初恋
第5章 名前は特別の証?
「たたたた高臣先輩の友達ッでしょ?! ほほほら、今朝会った!! そそそそその人がどうかしたの?!」
「え? 沙有里が言ったんじゃない。"ゆーご先輩ってステキだよね"って」
沙有里の顔が、茹でダコのように赤くなり、涙目で俯く。
「え? え? 沙有里? どうしたの?」
(この反応……まさか……)
「……恋……をした」
「えぇぇぇぇ───…ッんン!?」
大声を出したまゆなの口を、沙有里が慌てて塞ぐ。
「まゆッ?! 声デカ過ぎ!」
「ごめん! ホントに本気?!」
「さっき初めて会ったんだよ? しかも一言喋っただけ……本気かなんて……」
「そ…だよね……」
しおらしい沙有里の態度に、まゆなはどうしたらいいのかと何だかドキマギしてしまっていた。
「え? 沙有里が言ったんじゃない。"ゆーご先輩ってステキだよね"って」
沙有里の顔が、茹でダコのように赤くなり、涙目で俯く。
「え? え? 沙有里? どうしたの?」
(この反応……まさか……)
「……恋……をした」
「えぇぇぇぇ───…ッんン!?」
大声を出したまゆなの口を、沙有里が慌てて塞ぐ。
「まゆッ?! 声デカ過ぎ!」
「ごめん! ホントに本気?!」
「さっき初めて会ったんだよ? しかも一言喋っただけ……本気かなんて……」
「そ…だよね……」
しおらしい沙有里の態度に、まゆなはどうしたらいいのかと何だかドキマギしてしまっていた。