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メイ
第8章 女子力
ああ寂しい虚しい。
毎日毎日が同じ事の繰り返し。
家でこそしないが、外に出るとマスクをしなければならない。
まぁそりゃ、逆に考えるとマスクをしているところは化粧しなくて済むし、紅を塗る必要もなくなった。
今はそれを目や目の周りに力を注ぎ、今まで以上に気遣いしているつもり。
洋服などやバックに財布、お金をかけてしまい、挙げ句の果てに金欠に。
このご時世で勤めていた会社は倒産。
マスクねぇ…
私は肌が弱い。
マスクをしていると荒れてしまう。
口臭がバレなくなるのはいいけどね。
精液臭いし…毎日毎日。
金欠になり、家賃が払えず電気は止められガス水道…
明日からどうやって生活する…みたいな状況も以前はあった。
しかし今は小金持ち。
多少の成金からお金をせびっては生活している。
せびると言うよりも身体を張っている。
私の女子力の賜物でしょ?
金持ちが湧いてきて後を経たない。
そのぶん彼らの言いなりだが。
私は片親が外国籍のため、名前は「メイ」
容姿もスラリと華奢な身体に胸と尻は出ていてモデルのようなスタイル。
親から貰ったこの身体と容姿に感謝したい。
今日の相手は不倫と偽り、相手をしている企業のエリート。
奥さんと娘さんがいるらしいけど。
ふんだくってやるわ。
慰謝料という名目でね。
頂く分は、ヤらせるけどね。
仕方ない。これも仕事だもん。
奥さんに慰謝料の事を言ってふんだくってやるわ。
可哀想に…奥様。せいぜい身体張ってがんばんなさい。
うちも国際結婚だったため、上手くいかずに半年で離婚。
父親の顔など見たことない。
母は女手一つ、若い頃から苦労して私を育てあげた。
挙げ句の果てに借金をこさえて、今頃どこで何をやっているのだろう。
しかし、母には感謝している。
ここまで育ててくれたのは母だし、母が苦労している姿を見て泣いた事もあった。
どれくらいの借金があったのかは知らない。
しかし、時効があるはずだから…
何故?何で戻ってこないのか。
未だに連絡はつかないし、連絡もない。
死んでなければいいけど。
まだギリで30代のはず。
ま、いずれにせよ私は今の生活をしていく糧を探すため日夜努力するだけ。
今度のオヤジも良い金ズルになればいいけど。
その前に、あのエリートの奥さんと話し合いをしに行かないとね。
話し合いによると、奥様は何も知らなかったらしい。
でも、私には関係ない
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