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蜜月非行【2】 〜ガサ入れ・ナースの秘密〜
第2章 ビジターズ
…
そこに立っていたのは、麻美と哲朗だった。
「おはようございます先輩」
笑顔で挨拶してきた麻美。
「どっ、どうも、おはよう御座います」
哲朗は、申し訳無さそうな様子である。
その2人を見て、驚いた表情の史華。
「おはよう…てっ…なに!?」
突然の後輩の訪問に、史華は状況が掴めない様子。
とにかく、ろくな事はないと直感する。
そして史華は、ドアを閉めにかかる。
すると麻美が焦る。
「ちょっ、ちょっとっ」
♪ガンッ
麻美はドアが閉まる寸前、隙間に足を入れた。
「痛~い!」
大きな声で叫ぶ麻美。
「あっ!大丈夫?」
史華のドアノブを引く力が緩んだ。
その時だった。
♪ガッ
麻美が勢いよく、ドアを開け返した。
「あっ!」
ドアノブを握る史華は、その勢いで外に出てしまう。
すると麻美が、するりと抜けて玄関の中に入った。
「おじゃましま~す」
そして靴を脱ぎ、玄関を上がる。
「あっ!ちょっと…」
慌てた様子で、玄関に戻る史華。
だが、時すでに遅し、麻美は廊下の奥へと消えていた。
それを追うように、史華も部屋へと戻る。
「なに勝手に入ってるのよっ!」
その声は、怒っていた。
その攻防劇を、茫然と見ていた哲朗。
哲朗は、玄関前で立ち尽すのだった。
そこに立っていたのは、麻美と哲朗だった。
「おはようございます先輩」
笑顔で挨拶してきた麻美。
「どっ、どうも、おはよう御座います」
哲朗は、申し訳無さそうな様子である。
その2人を見て、驚いた表情の史華。
「おはよう…てっ…なに!?」
突然の後輩の訪問に、史華は状況が掴めない様子。
とにかく、ろくな事はないと直感する。
そして史華は、ドアを閉めにかかる。
すると麻美が焦る。
「ちょっ、ちょっとっ」
♪ガンッ
麻美はドアが閉まる寸前、隙間に足を入れた。
「痛~い!」
大きな声で叫ぶ麻美。
「あっ!大丈夫?」
史華のドアノブを引く力が緩んだ。
その時だった。
♪ガッ
麻美が勢いよく、ドアを開け返した。
「あっ!」
ドアノブを握る史華は、その勢いで外に出てしまう。
すると麻美が、するりと抜けて玄関の中に入った。
「おじゃましま~す」
そして靴を脱ぎ、玄関を上がる。
「あっ!ちょっと…」
慌てた様子で、玄関に戻る史華。
だが、時すでに遅し、麻美は廊下の奥へと消えていた。
それを追うように、史華も部屋へと戻る。
「なに勝手に入ってるのよっ!」
その声は、怒っていた。
その攻防劇を、茫然と見ていた哲朗。
哲朗は、玄関前で立ち尽すのだった。