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蜜月非行【2】 〜ガサ入れ・ナースの秘密〜
第7章  エレクト
 …
 麻美の無茶振りに、困惑顔の哲朗。
 哲朗の肉棒は再び、下を向いていた。

 そんな半立状態の肉棒を見つめる麻美。
「なんとかなんないの?」
「なんとかって...」
 哲朗は、再度、紐パンを顔に近づけてニオイを嗅ぐ。
♪スンッスンッ
「ハァァァッ...」
 再び肉棒が、ムクムクと起き上がってきた。
 それを見て、麻美は目を輝かせる。

 だが肉棒の隆起は、水平を超えたところで止まった。
「どうしたの?舐めてもいいから」
「いや、緊張しちゃって...」
「もうキモいとか言わないから、集中して」
「でも、加賀美先輩の目が怖くて...」
「そんなの気にしないで、集中よっ」
「でも...」
 どうしても、史華の視線が気になる哲朗。

 哲朗は困り果てていた。
 そして、何かを思いつく。
「だったら、別のオカズを頂戴」
「んっ!別の?」
「そう、今度は麻美ちゃんのでお願いします」
「えっ!?」
 目を丸くする麻美。
「加賀美先輩も、その方がいいですよね?」
「えっ!?そうね…とてもいい案じゃない。それがいいわ」
 突然ふられた史華だが、すぐに哲朗の案に賛同した。
「決まりだね」
 哲朗は満面の笑顔で、麻美を見た。
 
 その麻美は、予期せぬ展開に言葉を失っていた。
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