パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第7章 　エレクト

　…
　顔を火照らせ、考え込む麻美。

　そんな麻美を見る史華。
　“なに考え込んでるのよ…”
　“まさか、ここでヌクのを許す気じゃないわよね…”
　“いやいや、せめてトイレでしてもらってよ…”
　“でも、これまでの流れを考えると…”
　嫌な予感が、史華の頭をよぎる。

　そして、麻美の口が開く。
「私達に見られながら、シコるってこと？」
「うっ、うん」
「あんた変態だね…まあ、いいよ」
「本当？よかった...」
　話は、あっさりとついた。

　嫌な予感が当たり、史華の顔は引き攣っていた。
「ちょっと、本気なの？やめてよっ」
　手ブラ･手パンツ姿で抗議する史華。
　だが麻美は、聞く耳など持たない。
「色々と協力してくれた哲朗に、ご褒美ですよ」
「ご褒美って…何言ってるの？」
「先輩の為に、おちんちんまで見せてくれたんですよ」
「なんで私の為なよっ！…あなたがさせたんでしょっ！」
「先輩、落ち着いて下さいよ」
「落ち着いていられるわけ…えっ！？」
　ムキになり、怒りの感情をぶつける麻美。
　その目が、哲朗の股間を捉えた。

♪ﾁｭｺｯｼｭｺｯ…ﾁｭｺｯｼｭｺｯ…
　なんと哲朗は、すでに手淫を開始していた。
　溢れ出た我慢汁を陰茎に纏わせ、肉棒をしごく哲朗。
「ﾊｧｧｯ...ﾊｧｧｯ...ﾊｧｧｯ...」
　その荒い息遣いで、興奮しているのが分かる。

　突然始まった自慰行為に、目を丸くする史華。
「ちょっと…やだっ…」
　史華は驚き、言葉を失った。