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S級有害図書
第2章 「森下絵里の場合」
 漆黒の画面の隅に赤いランプが点灯して、視界がうっすらと見えてくる。誰もいない狭い室内に窓からわずかな太陽光が差し込み、ロッカーがズラリと並べられている。
 重い鉄の扉が開いて、制服姿の少女がスポーツバックを片手に入ってくる。身長は恐らく百五十センチもないだろう。髪は短く刈られていて、スカートを履いてなければ、まるで小学生の男の子と勘違いしてしまいそうだ。
少女の名前は、森下絵里。十五歳の中学三年生だ。
「何で私だけ、プール掃除の罰当番なのよ」
 ブツブツと文句を言いながら、制服のブラウスのボタンを外し始める絵里。スカートも脱いで下着姿になると、ブラウスとスカートを畳んでスポーツバックにしまい、代わりに大きなバスタオルとスクール水着を取り出して、下着の上からバスタオルを胸で巻く。
「・・・誰も見てないのにバカみたい」
ペロッと舌を出して笑うと、小さなえくぼがとてもチャーミングだ。
 絵里はバスタオルを畳んでロッカーにしまい、彼女の小さな胸の膨らみを覆っている白いブラジャーに手をかける。両肩にかかっている肩紐をずらして、背中のホックを外す。ブラジャーを取り去り、パンティー一枚になるが背中を向けているので、絵里の胸の突起は残念だがこちらからは見えない。
 絵里の手がたった一枚身につけたパンティーに触れる。するすると降りていく純白の布。
可愛いお尻が見え、膝下まで手を下ろしたために、わずかな胸の膨らみが腕の間からチラチラと見え隠れする。
 画面が絵里の小さな乳房に向かって、ゆっくりとズームアップする。画面隅には、赤くRECの文字が表示されている。
 最後に残されたわずか一枚の布も取り払われる。乳房こそ小さいが、全体的に引き締まった中学生とは思えぬ美しいプロポーションである。足元のアップからゆっくりとパンアップして、膝、太腿、お尻、腰、背中、うなじと舐めるように撮られていく。瑞々しい若さ溢れる裸をカメラに晒している絵里。
「えっ?」
 突然、何かを感じて、振り返る絵里。両手で乳房と股間を隠している。周囲を見回すが、カメラを見つけることはできない。
「・・・気のせいか」
 少女はロッカーから紺のスクール水着を手に取り、足から通して上へ上へと上げていく。腕も通して肩紐を上げると、重い鉄扉を開けて表へ出ていく。
 画面隅のRECの表示が消えて、ブラックアウトする。
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