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生意気少女に制裁を
第2章 秘密の命令
根元が家まで来ることなど、莉央は全く予想もしていなかった。鼓動が早まる中、母親が階段を登る足音が近づいてくる。


「莉央ちゃん?お友達待ってるんだから早く行ってあげなさい」

「えっと…けど、ママ、私…」


莉央がドアの前で固まっていると、スマートフォンの通知音が短く響いた。恐る恐るその通知を見てみると、根元から「学校休んだりしたら動画ばら撒くから。約束もちゃんと守りなさいよ」というショートメッセージが来ている。莉央の背中に冷や汗が垂れる。ここで戸惑っていても何にもならない。意を決してパンツを脱ぎ、カバンの奥にそれをしまった。いつものスカート丈では中が見えてしまうかもしれない。そう思った莉央は少しでもスカートを長くしようとウエスト部分を折り曲げていたのを直してみたが、一度裾を切って短くしてしまったスカートはどうしても膝上15センチ程度の丈にしかならなかった。
こんなにスカートを短くしてしまったことを後悔したことは無い。莉央はスカートの裾を押さえながら、急いで家を出る。
玄関の外には、腕を組んで壁にもたれかかった根元が待っていた。


「遅かったじゃない、来ないかと思った」

「根元…なんで私の家知ってるわけ?」

「あんたの取り巻きに聞いたのよ。あんたの事だからどうせこのデカい家の事何度も自慢してたんでしょ?」


確かに莉央は周りの生徒に自分の家を自慢したことがあった。それがこんな形で裏目に出るなんて思ってもみなかった。莉央が根元を睨みつけて黙りこくっていると、根元は莉央の腕を引いて家の近くの十字路の角に連れ込んだ。莉央の家は高級住宅街にあり、この時間の人通りはそう多くない。ひとつひとつの家の間隔も空いているため、十字路の角はどの家からも死角になっている。


「引っ張らないでよ!何するつもり?早くしないとバス間に合わないでしょ」

「バスに乗る前に確認しとかなきゃ。あんたが約束を守ってきたかどうか」

「はぁ?!確認って…どうするつもり?」

「そんなの簡単じゃない。ここでスカートを捲って私に見せるのよ」


莉央は自分の耳を疑う。確かにここは人通りが少ない場所ではあるが、人が誰も通らない保証はなかった。外でスカートを捲って見せるなど、仮にパンツを履いていたとしても絶対に出来ないことだ。
けれどここで逆らう訳にはいかない。莉央はスカートの裾に手をかけた。
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