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生意気少女に制裁を
第2章 秘密の命令
「6…5…」


あと5秒。莉央がそう思った時だった。


「ワン!」


どこか少し離れたところから、犬の鳴き声が聞こえる。誰か来る、そう察知して莉央はスカートを戻しそうになる。
しかし根元は莉央を無言で睨みつけた。莉央は「何があってもそのままでいなさい」という言葉を思い出し、内心焦りながらもスカートを下ろすことが出来なかった。
どうかこっちには来ないで欲しいと願うが、犬の声は少しずつこちらに近づいてくる。


「4…」

「誰か来るって…!ねえ、早く…」


根元のカウントするペースが遅くなったのがわざとなのか莉央が焦ってそう感じているのかもわからないまま、犬の声と飼い主らしき人の足音はどんどん近づいてくる。


「3……2……1……」


莉央はもしパンツも履かずスカートを捲っているこの状況を見られたらどうしようとばかり考えていた。自分が変態だと思われてしまったらと焦る気持ちでいっぱいで、太ももにまで汗が伝っていた。
莉央と根元のいる十字路の角に近づく足音は、すぐそこまで来ていた。


「あら、もしかして笠井さんの所の娘さん?今日はお友達と一緒なのね、おはよう」

「お、おはようございます…」


莉央は間一髪の所でスカートを下ろすことが出来た。あと少しでもカウントが遅れていたら、犬の散歩中のご近所さんに出くわすところだったと思うと冷や汗が止まらない。
ご近所さんが通り過ぎて行くと、莉央は安心から長い溜息をついた。


「ちょっと!もし見られてたらどうするつもりだったの?!」

「笠井さんって、見られて興奮するタイプみたいだしいいんじゃない?」

「はぁ?!誰がそんな変態みたいな…!」

「外で下半身露出してる所を同級生に見られて、興奮してまんこ濡らしてるくせに」


根元はそう言いながら莉央のスカートの中をまさぐる。


「あっ…!やめっ、何すんのよっ…!」


莉央は根元が何を言っているのか分からなかったが、スカートの中から出てきた根元の指には少し粘着性のある透明の液体が糸をひいてベッタリとついていた。


「笠井さん、変態なのはあんたでしょ?」


莉央は自分でも理解ができなかった。先程の緊張で自分が興奮していたなど、有り得ないとしか思えなかった。


「それは…緊張で、汗が」

「ふーん。まぁいいや、早く行きましょ」
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