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生意気少女に制裁を
第2章 秘密の命令
「あっ…やだ…っ」


男のカサついた手は、何も纏っていない莉央の秘部を優しく撫でた。莉央は気持ち悪さに怒りが湧いてきて、後ろの男をキッと強く睨んだ。


「どうしてそんな顔をするんだい?まさか本当に嫌がってるのか?けど声を出したら君がノーパンでバスに乗る変態女だってバレちゃうね」


莉央は悔しくて唇を噛み締める。男の言う通り、ここで助けを求めようと叫んだら莉央がパンツを履いていないことがバスに乗っている皆に知れてしまう。
吊革を掴んでいない方の手にはバッグを持っていたため、必死にバッグを男の手にぶつけようと小さな抵抗をした。しかしそんな莉央の抵抗は意味を成さず、男の指が莉央のクリトリスを摘んだ。


「あっ…」

「気持ちよくても大きな声を出しちゃダメだよ…」


おとこの囁く声と生暖かい吐息がまた莉央の耳にまとわりつく。気持ち悪いはずなのに、何故か莉央の体はビクビクと震えて反応し始めていた。
男は莉央の股の下に潜らせた指で、摘んだクリトリスを皮の上から執拗にこねくり回した。包皮とクリトリスが擦れるのが気持ちよくて、莉央のクリトリスは少しずつ硬くなっていく。莉央は気持ちの悪い男の手によって気持ちよくなってしまう自分を認められなかった。


「やめて…っんんっ…いやぁっ」

「おい、クリが硬くなってきたぞ?そんなに気持ちいいのか」

「ちがうし…やめてよぉ…っ」

「じゃあどうしてこんなに濡れてるんだ?」


男は今度は莉央の膣口に指を宛てがい、触っては離してを繰り返した。静かな車内の中で莉央の秘部からぴちゃぴちゃといやらしい水音が聞こえてくる。恐らく他の乗客には聞こえていなかったが、莉央とその男にだけは鮮明に聞こえていた。莉央は余りの恥ずかしさに顔を真っ赤に染め、悔しくて何も言葉を発せなかった。


「痴漢されて感じるなんて、とんだ変態女だ」

「ち、ちが…っ」


男はモゾモゾと動くと、莉央の吊革を掴んでいた手を吊革から離し、ゆっくりと下におろさせた。莉央は男が一体どういうつもりなのか分からなかったが、動くこともできず揺れる車内の中で踏ん張ってバランスをとることしかできない。
そして、莉央の手に生暖かく硬いモノが握らされた。

「うそ…でしょ…」

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