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生意気少女に制裁を
第3章 失われた日常
根元は分かっていながらも莉央の焦っている顔を見ながら煽る。莉央もついかっとなって根元に殴りかかろうとしたが、階段に片足を載せた時点で風が股下を通る感覚に耐えきれずすぐスカートを強く押さえた。取り巻き達は莉央がパンツを履いていないことも知らないため、何故莉央が階段を昇ることを躊躇っているのか検討もつかなかった。そこで面白がって根元は取り巻き達へ耳打ちして莉央がノーパンであることを伝えると、取り巻きの視線は莉央のスカートに釘付けになった。
莉央は取り巻きにバレた事が遠目からでも分かり、怒りを顕にしながらスカートの後ろを教科書で押さえて階段を素早く昇った。
化学室に着いて授業が始まると、ランダムの班決めで莉央は根元と同じ班になってしまった。しかもその班の残りのメンバーは取り巻きのミホと、莉央の嫌っている地味な男子生徒3人だった。莉央はその3人の中でも特にタクヤという男子が嫌いだった。小太りで清潔感がなく、いつも莉央のことをじろじろと見ては鼻息を荒らげているような男だ。莉央はその男のことをキモタクと呼んで日々見下していた。根元はそれを知っていながらタクヤの隣に莉央を座らせた。
「実験道具、一人誰か取ってきて欲しいんだけど」
根元がそう言うと、地味な男子2人はタクヤの方をじっと見つめた。タクヤはそれほどクラス内のカーストが低く、まさに莉央と正反対だった。タクヤが立ち上がろうとすると、ミホが咄嗟に口を開いた。
「キ…タクヤくんは座ってていいよ、莉央が取りに行くから」
「は…?なんで私が」
莉央はそう言いかけたが、ニヤニヤするミホを睨みつけて席を立つ。タクヤを含めほかの男子は皆驚いていた。
莉央が教壇の方へ向かおうとすると、根元はタイミングよく足を引っ掛けた。莉央はバランスを崩したが、咄嗟に手と膝を床に着く。ほっとしたのもつかの間、四つん這いのようになった莉央の秘部は後ろから丸見えだった。莉央の班は一番奥の角の実験テーブルであったため、莉央の後ろに居るのはタクヤのみだ。とはいえ、タクヤに全て見えてしまったのではと莉央は立ち上がってすぐ後ろを振り返る。
タクヤは相変わらず鼻息が荒かったが、どうやら下をじっと見つめて縮こまっているようだった。
莉央はタクヤには見られていないのかもしれないと胸を撫で下ろし、また根元を睨みつけた。
莉央は取り巻きにバレた事が遠目からでも分かり、怒りを顕にしながらスカートの後ろを教科書で押さえて階段を素早く昇った。
化学室に着いて授業が始まると、ランダムの班決めで莉央は根元と同じ班になってしまった。しかもその班の残りのメンバーは取り巻きのミホと、莉央の嫌っている地味な男子生徒3人だった。莉央はその3人の中でも特にタクヤという男子が嫌いだった。小太りで清潔感がなく、いつも莉央のことをじろじろと見ては鼻息を荒らげているような男だ。莉央はその男のことをキモタクと呼んで日々見下していた。根元はそれを知っていながらタクヤの隣に莉央を座らせた。
「実験道具、一人誰か取ってきて欲しいんだけど」
根元がそう言うと、地味な男子2人はタクヤの方をじっと見つめた。タクヤはそれほどクラス内のカーストが低く、まさに莉央と正反対だった。タクヤが立ち上がろうとすると、ミホが咄嗟に口を開いた。
「キ…タクヤくんは座ってていいよ、莉央が取りに行くから」
「は…?なんで私が」
莉央はそう言いかけたが、ニヤニヤするミホを睨みつけて席を立つ。タクヤを含めほかの男子は皆驚いていた。
莉央が教壇の方へ向かおうとすると、根元はタイミングよく足を引っ掛けた。莉央はバランスを崩したが、咄嗟に手と膝を床に着く。ほっとしたのもつかの間、四つん這いのようになった莉央の秘部は後ろから丸見えだった。莉央の班は一番奥の角の実験テーブルであったため、莉央の後ろに居るのはタクヤのみだ。とはいえ、タクヤに全て見えてしまったのではと莉央は立ち上がってすぐ後ろを振り返る。
タクヤは相変わらず鼻息が荒かったが、どうやら下をじっと見つめて縮こまっているようだった。
莉央はタクヤには見られていないのかもしれないと胸を撫で下ろし、また根元を睨みつけた。