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泥に咲く蓮
第4章 膨らみ、開花
(はだか…みられちゃうんだ…)
恥ずかしいが、明かりが点けられたのは脱衣場だけで浴室は暗いままだ。
ボタンは全部外され、ワンピースが肩からハラリと落ちた。
インナーのキャミソールもそっと脱がされる。
亮二が自分のシャツを脱いだ。
一度みたことがあるのに、亮二の裸にやっぱりドキドキしてしまう。
しばらくまた舌同士を絡ませていたが、亮二の手がそっと梨花の背中にまわる。
(あ…)
ブラジャーのホックが外れた。
亮二の指が肩紐をそっとずらし、ブラを足元に落とした。
梨花の丸い大きな乳房があらわになると、亮二は視線を落とすことなく、ぎゅっと深く梨花を抱き締めた。
「…恥ずかしいだろ、まだ何も見てないからな」
梨花も亮二の脇から手を入れ、背中に腕をまわした。
亮二の胸と自分の胸が重なった部分が温かい。
亮二は軽く梨花の口唇にキスして、そのまま首筋にスライドさせた。
「あっ…」
思わず声が出てしまった。
全身の毛が逆立つような、ゾクッとした衝撃に梨花の体が跳ねる。
亮二の左手がそっと梨花の脇腹から上に沿って這う。
「あっ…ん…」
亮二は梨花の首筋にキスしながら、左手のひらでそっとバージスラインから乳房を包んだ。
「っ…んっ…」
亮二は首筋からまた梨花の口唇にキスをした。
乳房から手を離して、またぎゅっと梨花を抱き締めた。
「シャワー、ゆっくり浴びておいで。
俺の部屋で待ってる」
梨花の耳元でそっとささやいて、梨花の身体をみないようにバスルームから出ていった。
(…シャワー、一緒に浴びるんじゃないのね…)
梨花は拍子抜けしてしまった。
さっきまでの亮二とのキスを思い出して、急に恥ずかしくなる。
こっそり寝顔にしたキスとは全然別物だった。
ショーツを脱ぐと、クロッチ部分で分泌液がトロリと糸を引いた。
(…もしあのままだったら、下着がこんなに濡れてた事もバレてしまってたのか)
梨花は髪をまとめて、シャワーを浴びた。
一人になると、今の状況がとんでもない状況だと思い知らされた。
このまま、本当に亮二に抱かれてもいいのか。
好きと言わないまま、
梨花の本音を知らないまま…
しかし、梨花の気持ちを知ってしまったら、亮二はきっと梨花を抱こうとはしないだろう。
今だってこうして思い止まれるよう、梨花に最後の選択を委ねてくれるほど優しい人なのだから。
恥ずかしいが、明かりが点けられたのは脱衣場だけで浴室は暗いままだ。
ボタンは全部外され、ワンピースが肩からハラリと落ちた。
インナーのキャミソールもそっと脱がされる。
亮二が自分のシャツを脱いだ。
一度みたことがあるのに、亮二の裸にやっぱりドキドキしてしまう。
しばらくまた舌同士を絡ませていたが、亮二の手がそっと梨花の背中にまわる。
(あ…)
ブラジャーのホックが外れた。
亮二の指が肩紐をそっとずらし、ブラを足元に落とした。
梨花の丸い大きな乳房があらわになると、亮二は視線を落とすことなく、ぎゅっと深く梨花を抱き締めた。
「…恥ずかしいだろ、まだ何も見てないからな」
梨花も亮二の脇から手を入れ、背中に腕をまわした。
亮二の胸と自分の胸が重なった部分が温かい。
亮二は軽く梨花の口唇にキスして、そのまま首筋にスライドさせた。
「あっ…」
思わず声が出てしまった。
全身の毛が逆立つような、ゾクッとした衝撃に梨花の体が跳ねる。
亮二の左手がそっと梨花の脇腹から上に沿って這う。
「あっ…ん…」
亮二は梨花の首筋にキスしながら、左手のひらでそっとバージスラインから乳房を包んだ。
「っ…んっ…」
亮二は首筋からまた梨花の口唇にキスをした。
乳房から手を離して、またぎゅっと梨花を抱き締めた。
「シャワー、ゆっくり浴びておいで。
俺の部屋で待ってる」
梨花の耳元でそっとささやいて、梨花の身体をみないようにバスルームから出ていった。
(…シャワー、一緒に浴びるんじゃないのね…)
梨花は拍子抜けしてしまった。
さっきまでの亮二とのキスを思い出して、急に恥ずかしくなる。
こっそり寝顔にしたキスとは全然別物だった。
ショーツを脱ぐと、クロッチ部分で分泌液がトロリと糸を引いた。
(…もしあのままだったら、下着がこんなに濡れてた事もバレてしまってたのか)
梨花は髪をまとめて、シャワーを浴びた。
一人になると、今の状況がとんでもない状況だと思い知らされた。
このまま、本当に亮二に抱かれてもいいのか。
好きと言わないまま、
梨花の本音を知らないまま…
しかし、梨花の気持ちを知ってしまったら、亮二はきっと梨花を抱こうとはしないだろう。
今だってこうして思い止まれるよう、梨花に最後の選択を委ねてくれるほど優しい人なのだから。