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純愛不倫
第1章 【第一章】



乾杯から、各々まとまって話をしだしたが、

人数が十数名いたため、私は席が近い3人と会話を楽しんだ。



斎田「小林さんと佐々木は何で仲良くなったの?」

こずえ「私の入社研修を担当してくれたのが、亜美"先輩"なんですよ!1日ごとに研修の担当が変わるんですけど、亜美"先輩”だけ、その日に研修メンバーをランチに誘ってくれて。ランチ中にたくさん話して仲良くなったんです。」

亜美「先輩やめ…」

大島「その日この2人、夜も飲みに行ってて、写真送られてきましたもん(笑)」

こずえ「まんまと餌につられて、やってきたんですよねっ(笑)」



突っ込みどころが多く、

会話に入れずにいる私を置いて、昔話はつづいた。



大島「そう!まんまと向かったのに、着いたらコイツがベロベロで。ビールかけられるわ、終電直前に寝るわ大変だったんですよ斎田部長!コイツのせいで小林さんと仲良くなれなかった。。。」



大島さんとこずえは先輩後輩で、

同じ取引先を担当しているらしく、

とても仲良さげに話していた。

営業ならではの距離感だなと思い、

少しうらやましく感じた。



営業と事務ではどんなに頑張っても、

この仲の良さにはなれない。


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