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純愛不倫
第1章 【第一章】

斎田「ところで、亜美ちゃんは何歳?」
一丁目店目前で、斎田部長が突然話をかえた。
亜美「私は佐々木さんと同い年ですよ。今年28歳です。斎田さんは?」
特にふれることなく、わたしも呼び方をくずした。
斎田「俺は今年36歳。8つ上かな?すっかりオジサンだよ。」
亜美「あ、そっか。船木さんと同い年ですね。私からしたら、船木さんのほうがオジサンです(笑)」
斎田「それはよかった、船木には負けていられないからな。」
酔いのせいか、舞い上がっているせいか、
居酒屋での斎田さんよりもカッコよく見えた。
みんなでいた時より、少しテンションが低く、
それがとてもセクシーに感じる。
なんてことない言葉の節々から、
勝手に大人の色気を感じて、クラクラしてきた。
斎田「俺は外で待ってるね。」
一丁目店に着いたところで、そういう斎田さんに返事をし、
買う予定のなかったコスメを適当に選んで、急いで外に戻る。

