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純愛不倫
第3章 【第三章】



亜美「・・・4人って誰?」

こずえ「うちらと、斎田さんと大島さんに決まってるじゃん。斎田さん、亜美のことお気に入りっぽいし、お願い!!4人なら大島さんも来てくれそうだし。」



残り2%の可能性を一蹴されたところで、

お気に入りなのは私のほうなんだよね。。

と思いながら会話を続ける。



亜美「お気に入りって・・・。でもわたし、明日朝から予定あるから遅くまでいれないよ?ってか2人予定空いてるの?」

こずえ「会食は入ってなかったはず。聞いてみてまた連絡する!土曜に予定ってめずらしいね。」

亜美「うーん、実は引っ越すんだよね。翔太が妙に張り切っちゃって。明日も内見。」



そう、翔太の引っ越し熱はまだ冷めないようで、

毎週内見の予定を入れていた。

予算が予算なので、一向に引っ越し先が決まらないのだが、

初めての遊びを覚えた子供のように、飽きる様子はまだない。



こずえ「そうなの!?よかったじゃん。2人で1Kは狭いって。」

亜美「うーん、まぁそうなんだけどね。。」



返事を濁したことで何かあるのかと、

聞きたそうだったこずえだが、

やはり1時間は短く、会社に戻る時間になった。


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