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純愛不倫
第3章 【第三章】

斎田「亜美ちゃんも今日は災難だったね。。ごめんね、うちの部の問題に巻き込んじゃって。」
亜美「いいえ、全然。斎田さんこそ偉いのに部下の痴話喧嘩に付き合うなんて大変ですね・・・。」
斎田「いい意味でも悪い意味でも、あいつらは俺のこと部長だと思ってないからね。」
亜美「フフっ、斎田さんの部の営業さんは、みんな楽しそうに仕事してますもんね。いつもうちの営業が羨ましがってますよ。」
呼び方が変わった。私も変えた。
これは何かの合図なのか?
そんな自分に都合のいい解釈をしそうになって、
もう1人の自分が止めた。調子にのるなと。
斎田「船木は恐怖政治だからなー。あいつも気にしてはいるんだけどね。。ところで、亜美ちゃん。今日はもう帰らないといけない?」
亜美「うーん、20時ですし、まだ大丈夫ですよ?」
斎田「じゃあよかったら、飲みに行かない?今度はドラックストアとは言わずに。」
亜美「今日は買うものもないし、ぜひ飲みでお願いします!」
よかった、と笑って斎田が歩きだす、
俺の行きつけの店に行こう!と、
いかにも大人なことを言いながら。

