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純愛不倫
第4章 【第四章】

斎田「一目惚れ‥してたんだと思う。ずっと前から。会社で君を見かけてから、ずっと気になってたんだ。。でも意識しないようにしてた。それで、覚えてる?みんなで飲みに行った日に、2人で話しをして、ますます気になった。帰りの電車が揺れたあの瞬間、君を1人の女性として見てしまって…‥。その時、もう気持ちが決まってた。。」
亜美「・・・・・。」
彼のほうを向くことができず、
天井をむいたまま黙って聞いていた。
少し、沈黙が続いた。
彼はその間ずっと私を見つめていた。
斎田「それから2人で会うようになって、世界が変わった。毎日が幸せで仕方なかった。亜美ちゃん・・・俺、君のことが好きだ。」
亜美「斎田さん・・・。」
もう止まれないと思った。私だってもう隠せない。
彼がもし大嘘つきだったとしても、いいや。
その時は一人で落ちるとこまで、落ちよう。そう思った。
私は起き上がって、彼を見つめて話をはじめた。
人生の分岐点に立ち、自分の意志で踏み出した。

