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純愛不倫
第4章 【第四章】



ガラステーブルに直に置かれたスマホの振動は、

静かな部屋に雷のように響いた。



斎田「亜美ちゃん、電話・・・。」



立ち上がってスマホを取りにいこうとする彼の腕を

咄嗟につかんだ。

言葉は何も出てこなかったが、気持ちは伝わったようだ。



ベッドに戻ってくる彼を、

起き上がって迎え入れるようにキスをし、

そのまま押し倒され、舌を絡めた。



何も聞こえていないフリをして、激しく。

抱きしめあって、撫であって、

お互いひたすらに唇をもとめた。



彼のソコが、また蜜口にあてがわれたとき、

気づけば、雷は止んでいた。



斎田「絶対に今日で終わりにしないよ。俺からは、離れてあげないからね?」

亜美「うん……。これからもずっと、一緒にいたい。。」



鼻がこすれるような距離で約束の言葉を交わした後、

彼は、ついに腰をすすめた。



亜美「ぁ……ァ……ァアン!……ハァ……ァアン!……ンンッ……!」



まだグチャグチャに濡れていた私の中が、

彼でいっぱいになる。

隙間なく、ギュウギュウに満たされ、頭が真っ白になる。



斎田「亜美・・・、気持ちい。すごい気持ちいよ。」

亜美「……きも…ち…ぃ……い……ハァ……ぁ……ァンッ!!そこっ……や…ぁアッ!んンッ……ンンッ……!」



彼を見つめ私も同じだよと必死に伝えると、

私の喘ぎ声は彼の口に吸いこまれた。



亜美「んッ……んんッ……ンッンッンッ………」



旦那からであろう、着信を無視して、

不倫をしていることなんて、とうに頭から消え去り、

彼に気持ちが届くように、舌を絡ませるので必死だった。


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