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桃衣の天使
第3章 薔薇色の性春
 これで本当に大学出てるのか?自分の立場が全く判ってない。愛花とは大違いだ。俺はリモコンを操作してベッドを起こして座り直すと左手を伸ばして麻友美のブラウスの前立てに手を入れて逃げ出す間を与えずに力任せに引っ張る。ブチブチと音を立ててボタンが二、三個飛び生地が裂ける。
 「キャー!」
 悲鳴を上げ胸を押さえつつ屈もうとするがブラウスを握った手がそれを許さない。更に一つボタンが飛び屈もうとしたせいて上に引っ張られた裾がスカートから飛び出す。
 「隠すな!立て!」
 頭ごなしの命令に従い起立する麻友美の豊かな胸を薄ベージュ色のブラジャー越しに鷲掴みにする。再び悲鳴を上げかげるがそれをなんとか飲み込み胸を掴まれたまま気を付けの姿勢を保つ事に成功した。逆らえば何をされるか判らないから取り敢えず黙って従っておこうというところか?甘いな。
 胸から離れた手が唸りを上げて麻友美の頬に振り下ろされる。頬がバチンと鳴るのと熱くなるのはどちらが早かったろう。ビンタされたと認識したのは床に崩れ落ち頬の熱さが痛みに入れ替わった頃だ。
 「立て!」
 命令されても呆然として動こうとしない。仕方がない。苦労してベッドサイドから両足を下ろして座り直すと手を伸ばして髪を鷲掴みにして前後に揺する。力が入りすぎて何本かセミロングの黒髪が抜ける。
 「立て!」
 頭髪を抜かれたのがショックだったのだろう。二度目の命令には素直に従う。気を付けの姿勢を取り直した麻友美の乳房に上から下にビンタを落とす。あまりの痛みに胸を押さえようとしかけるが慌てて姿勢を正す。チッ!気付いたか。一発叩く口実がなくなった。口実?なんで口実なんかが要るんだ?叩きたいから叩く。セックスしたいから突っ込む。麻友美に対してはそれが許されているじゃないか。
 「立ち上がるだけで何十分かかってるんだ愚図!」
 「申し訳ありません。ご主人様。」
 実際には二分と経ってないのだが麻友美は反射的に詫びを述べる。俺を見る目には明らかな怯えがある。それを鼻で嗤いながら胸揉みを再開する。
 「でかいオッパイだな何㎝あるんだよ?」
 「93㎝のGカップです。」
 話にはよく聞くのだがいまだにカップ数というのがよく判らない。まあアルファベットが大きくなる程でかパイって事でいいのかな?
 「大学で教授に揉ませて単位もらってたんだろ?」
 
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