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桃衣の天使
第4章 真白な未来
 少し離れたベッドに座る俺にまで腹がギュルギュル鳴るのが聞こえる。
 「愛花。10分でタイマーセットしてくれ。」
 「はい。ちょっと待って下さい。」
 俺の指示に愛花はわざとらしくゆっくりと鞄からスマホを取り出して操作する。たかだかタイマーをセットするのに2分近くかける。実質12分間の我慢時間だ。
 「ごめんね。麻友美ちゃん。手間取っちゃった。」
 冷ややかな目で見下ろしながら侮蔑の感情を隠さない言葉を投げ掛ける。
 「お手を煩わせてしまい申し訳ございません。愛花様。」
 教え子に奴隷として仕える。倒錯した快感が脳を痺れさせる。このまま脳内麻薬に酔えれば幸せだろうが絶え間なく襲い来る腹痛が現実に引き戻す。獣の様に低い声で呻きながらも耐え続ける麻友美に近付き浣腸液で膨らんだ腹に手を置くと腸が激しく蠕動しているのが伝わってくる。ほんの少し腹の上の手に力を込める。
 「押しちゃダメ!出ちやう!押さないで下さい!」
 「何が出るんだ?」
 意地悪な質問に麻友美は悲鳴交じりの声を出す。
 「ウンコです!一週間溜め込んだ麻友美の臭いウンコが出ちゃいます!」
 「まだ出すなよ。愛花、後何分だ?」
 「5分30秒!」
 スマホを黄門様の印籠よろしく差し出す。おいおい、俺には二分二十秒と読めるぞ。愛花の調教には容赦の二文字がない。格下の奴隷とはいえ恋人の寵愛を受けてる女だ。嫉妬でコーティングされた怒りはどす黒く愛花の心を焦がしているのだろう。勝手な言い分だがこんなに愛されて悪い気はしない。ベッドに駆け寄り愛花を抱き締めキスにふける。
 気が付けばベッドに投げ捨てられたスマホが電子音を立てていた。時計を見るとどうやら5分近く鳴ってたようだ。嘘から出た真だ。麻友美が排便を許されたのは俺が時間を尋ねてから5分30秒後だった。
 許可を出すと麻友美は極端な前傾姿勢でお腹と尻穴を押さえ内股でヨロヨロとトイレに向かう。膝の辺りまで垂れ下がり揺れている貞操帯が滑稽だ。
 麻友美の姿がトイレに消えて間も無くジャーっと噴射した浣腸液が便器を叩く音が聞こえ続いてブリブリブリという破裂音にも似た排泄音が響き渡る。音を聞いてるだけで鼻が曲がりそうになる。
 「麻友美ちゃん。ドアぐらい閉めなよ。臭いじゃない!」
 ドアを開けたままの排泄が俺の命令と知りながら愛花は野次を飛ばす。
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