この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
新・性生活
第22章 7月6日 さくらとたかゆきさんの性行為、見学前日。
「行ってきます」頑張ってきてね、けがしないように。そう言って母親らしく娘を見送りながら思い出す。

翼とラブホテルでしたこと。別れるとき、今度はいつあえますか?って続きしてほしいって意識表示だったかな、だから毎日、メールがくるのかな。私を求めて来てくれるからまた、娘が遠征に行った時にゆっくりしたくなってる。

「今日、急だけど会えたりする?」

思いきった行動してみたけど返事がこない、待ってる時間が嫌いなの、画面を見返すけど返信が来ない。

明日が孝幸(元旦那)と桜さん(あの女)がしてるセックスを見る日。不安でたまらない、一人でいるとダメなんだ。長過ぎた1ヶ月は後1日で現実になるよ。怖いよ、怖い。自分が壊れてしまうかも、あの日の絶望は忘れられない、今は一人になりたくない・・・。

着信音に飛びついて、翼!!って思ったけど違ってた。弁護士さんが明日のことで励ましの連絡だった。

明日、終わったら一緒にいて下さい。ってお願いしてた。良かった。せめてもの救い、絶望を共有してくれる人がいてくれること。

翼から連絡が来たのはもう諦めてた午後3時がすぎた頃。連絡遅くなってすいません。今日は劇団サークルがあって演劇の日なんです。席空いてます。よかったら見に来てもらえますか?

そうだったね。ごめん。自分のことばかり考えてた。忙しいよね。
/235ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ